エストロゲンと黄体ホルモン

女性ホルモンには、エストロゲンと黄体ホルモンの2種類があります。
女性の月経周期はこの2つのホルモンの量の増減によってコントロールされています。
両方とも、主に卵巣で生成されますが、副腎皮質でもごく微量がつくられています。
分泌量を決めているのは脳の視床下部です。
脳の視床下部は自律神経をつかさどる場所であり、ここから卵巣に指令が出て、指示された量が分泌されることになります。
女性ホルモンであるエストロゲンも黄体ホルモンも、女性の健康と美容にとって、なくてはならないものですが、年齢とともに卵巣の機能は衰え、生成量が減ってきます。
それでも脳の視床下部はエストロゲンと黄体ホルモンの必要量を満たすべく、分泌の指示を出し続けます。
しかし生成量が足りないためそれが満たせない状態が続くと混乱をきたし、自律神経のコントロールがうまくできなくなるようです。
その結果、卵巣の機能低下に引きずられて全身に不定愁訴が表れることがあり、そうした状態が更年期障害と呼ばれるものです。
これには個人差があり、、一般的には45歳から55歳くらいの女性に出やすいとされていますが、症状はまちまちで、何ともない人もいれば、治療を必要とするケースもあります。